築80年の町家を賃貸で借り、セルフビルドで事務所兼自宅に改修しました。増築が重ねられた部分を取り壊し、ヒブクロ、ニワといった本来の町家を構成している空間から光を取り入れると、日中は日が射し込む明るい空間となりました。
1階はワンルームの空間をキャスターのついた可動式の家具で区切っています。
内部の仕上げには、杉や唐松などの無垢の木を中心とした自然材料を使い、居心地のいい空間をシンプルに作るように心がけています。

 
所在地:京都府京都市
主要用途: 住宅+事務所
家族構成: 夫婦+子ども2人
構造: 木造伝統工法 地上2階建
延床面積: 86㎡
竣工: 2005年12月
施工: 自主施工