暮らすほど、いい顔。人も、家も。
住まい手参加の家づくり
家を建てるということは、住まい手にとって、とても高額な費用のかかる一生に一度あるかどうかの一大プロジェクトです。それに、一度建てた家とはその後何十年もの長いつきあいになります。この、人生において重要な意味を持つ家づくりに、住まい手自身が様々な形で関われるようにしていきたいと考えております。
建物を計画する過程においては、住まい手と打ち合わせを密に行い、ライフスタイルや趣味・趣向などを知ることにより、潜在的な要望も汲み取り、私なりの形にし提案いたします。また、建物を建てる過程においては、木造の場合であるなら実際に使われる柱や梁といった構造材を山や製材所まで見学に行ったり、要望があるのであれば、私たちの指導の下、無垢の木のフローリングに塗装して頂いたり、壁の珪藻土塗などの左官工事をして頂くこともできます。このように家づくりに住まい手自身が深く関わることによって、我が家に対する愛着を深めてもらえれば、と思います。
住むほどに味が出る家
住宅は工事が終わり竣工を迎えた時が完成であるとは考えていません。実際に住まい手が住み、年月を重ねることによって、よりよい家となり次第に完成に近づいていくものだと考えています。そのため住宅が持つべき性能はまず耐久性です。構造的にしっかりとしたものであることは当然ですが、デザイン的な耐久性をもった空間、つまり年月の経過によっても色褪せない普遍的な良さをもった、シンプルで居心地のよい空間であることが必要だと思います。
私たちはこのような空間を、時が経つほど味の出る木、石といった自然材料を中心に使ってつくりたいと思います。
住まい手は、自分のお気に入りのテーブルや椅子を置き、写真や絵を飾り、日曜大工で棚を作ったりして、家に自分なりの色を付けていって頂きたいと思います。もちろん、家具まであつらえてほしいといったご相談も喜んでお引き受けいたします。
一級建築士
能勢 聡
Akira Nose
1971 大阪市生まれ。
暮らしを楽しむ妻、長男、長女との4人暮らし。
住宅を設計することは、暮らし方を提案することでも
あるので、日々の暮らしを大切にしたいと考えています。
趣味は、サッカー、トレイルランニング、キャンプ、釣り。
■経歴
1995 京都大学法学部卒業
1998 東京理科大学工学部第2部建築学科卒業
1998~2002 馬庭建築設計事務所 勤務
2003~2005 Ms建築設計事務所 勤務
2005~ ノセ設計室 設立
一級建築士大臣登録 NO.319513
一級建築士事務所 ノセ設計室 京都府知事登録(28A)NO.00681
■業務内容
住宅を初めとする建築物の設計・監理業務
店舗・事務所などの内装設計・監理業務
町家・中古マンションリフォームの設計・監理業務